【MtGA】初めて二ヶ月でミシックに到達した感想やらなんやら【2023/02シーズン-スタンダード】

みなさんこんにちは。
この度、プレインズウォーカーとなりましたToudaijiです。
お久しぶりだったりたぶんはじめましてだったり。

まあまずはこれを見てくださいよこれ。

環境デッキを握ったら前期シルバー今期ミシックにハイパージャンプしました。
今までの経験上、ランクマッチがあるゲームはだいたい真ん中くらいまで行って力尽きて終わりみたいな事が多かったんですよね。
なので今回のミシック到達はかなり嬉しいです。

何が嬉しいって、内容やら勝率やらもけっこう自信がつくくらいの戦績を残せたところ。

画像

デッキを変えてからまずゴールド-プラチナ帯を無敗の15連勝で抜け、

ダイヤ帯では流石に苦戦した部分もあれど、20-10の勝率67%を記録してミシックへゴール。
総合勝率は78%と、約8割の高勝率を維持しました。

ぜんぜんデッキを使いこなせてないなーと自分で思いつつのこの戦績なので、これはちょっと本腰入れてやってみよかなーと思った次第です。
なのでとりあえず前期握ったデッキを見直しつつ、今期のプレイングとか構築とか、あと今後のMtG人生を豊かにしていこうかなみたいな記事になります。

詳しいデッキリストやらなんやらは以下続きより。
MtG楽しいです。

筆者の経歴やらなんやら

MtGに関する記事を書くのはたしか初めてなので経歴やらの自己紹介から。

まずカードゲーム全般の経歴ですが、DCGはなんぼかやったことがあった人です。
最初期のハースストーンではパトロンウォーリアで友人を大爆笑させながら大爆発させてたり。
最初期のシャドバでは庭園+サタンってロマンじゃね!?と魂のソウルデッキをがんばって作ったり。
最初期のLoRではランプっぽいデッキを握りながら相手の拒絶にキレ散らかしたり。
そんな感じのエンジョイ勢で、1-2ヶ月触ったら飽きるというのを繰り返していました。

紙に関しては兄貴に誘われて始めたヴァイスシュヴァルツくらいしか経験はありませんでした。
それも逆圧縮した上での3連キャンセルとかの究極運ゲー負けに萎えてやめたくらいです。
運に左右されるゲームがたぶんあんまり好きではないんでしょうね。
自分も運の恩恵を受けている場面があるのはわかるんですけど、どうにも割り切れなかったり。

2022/10あたり、リアル友人からデュエマに誘われたのがひとつの転機でした。
まあ構築済み安いし、軽い趣味としていいよねーくらいの気持ちで始めたんですけど、おもったよりもドはまり。
その頃出てたデュエキングMAXを剥いてたんですけど、それがちょうどランプ系新規カードがあるパックでして。
もともとDCGでランプが好きだった自分にぶっ刺さったのが大きかったですね。
今握っているのは「12000軸桜門ミカド」と「5cバラモルド」がメイン、その他サブデッキ複数という感じ。
どっちも自分のカードプール中心に独自構築したデッキで、めちゃくちゃ愛着が湧いてる愛機です。
そういった緩めのカジュアル勢としてちゃぷってましたが、友人が持ってきた「アナカラーハンデス」と戦って衝撃を受けました。
Tier1になるデッキ、めっちゃくちゃ強い……。
環境の強デッキに惚れ込んだのはこの辺です。これに比べると俺のオリジナルデッキはカスや。

MtGの話に戻りましょう。
MtGAを始めたのは多分2022/12のちょっと前、カラーチャレンジを終わらせたのが12月後半とかだった記憶なので、だいたい3ヶ月目です。
MtG経歴自体もアリーナからで、紙に参戦したのはファイレクシアのプレリリースからですね。
プレリは不戦勝含め2-1でした。最初に負けた試合の対面の人から始めた記念としてパックもらえたのはほんとにいい思い出です。
晴れる屋の青黒増殖を改造した毒殺クロックパーミッション片手にスタン大会でちゃぷちゃぷ浅瀬遊びしたりしなかったりが最近の紙事情。

さて、中でもアリーナのお話。
1月は資産がない初心者にぶっちぎりおすすめされてた青単デルバー片手にスタンダードBO1で浅瀬ちゃぷちゃぷ。
マナを余らせてインスタントを構えるプレイはLoRでも多少やったことあるんですけど、なにか言葉では言い表せない対話感からMtGにちょいハマり。
あと1勝でゴールド突入というところまで行きましたが、ランクの区切りが一ヶ月ということを知らなかったのでシルバーフィニッシュでした。

そんで2月が始まります。
紙で遊んだときにBO3の奥深さも感じていたので、じゃあ2月のランクはBO3デビューしてみるかと発起。
でも青単デルバーってBO3どうなん?とか、Tier1じゃなくTier2-3くらいよねーと思ったところもありました。
上述のTier1デッキ惚れ込み事件はちょうどこの辺だったこともあり、ここは今ある資産でTier1作って握ってみるかと思いつきます。

いろいろ探してたんですが、流石にWCが足りない足りない。
一番溶けるのこれ多色土地やな?と気付いたので、じゃあ多色土地使わない単色でいいやつあるかなーとあさりあさり。

青単は悪くないけど環境の理解による細かい調整が必要そうで、ファイレクシアから時間が経っていない今はちょっときついかも。
黒単はいろいろ幅とかあったり強カードもあったりで面白そうだけど、ちょっと資産足りない部分が多くて断念。あと個人的にデッキパッと見てしっくりこなかった。
赤単はブレが大きくて自分の引き運の上下に納得できなさそう。
緑単は高Tierとして上がってなかった。一番好きな色だったのでがっかりした。

という分析により、じゃあ白単やなとなりました。
その中でも前環境くらいからいい成績を残していたミッドレンジを発見、これや!と決まったのが2月頭です。

デッキリスト

長い自分語りが終わったのでようやくデッキリスト紹介。
細かいところを変えつつなので多少の遷移はありますが、とりあえず最終時点のリストをぺたりと。

白単ミッドレンジです。
ところどころカード資産が足りない部分があったため、代用やらなんやらでごまかしつつの調整を行っています。

新環境白単ガイド|Takumi Utsunomiya
初めてBO3ランク用デッキを作成するにあたり、上記のガイドを参考にさせていただきました。
この場を借りてお礼申し上げます、ありがとうございました。
資産が増えるに連れてどんどんこのガイドのリストに近くなっていき、ほんとに叡智を感じました。

カードの用途と感想(メインボード)

それぞれのカードごとの感想もなんぼか書いておきます。
というかここが大事なんだろうなこのゲーム。

クリーチャー

野心的な農場労働者
歴戦の聖戦士

・《野心的な農場労働者/Ambitious Farmhand(MID)》

出したら平地を探してくれるし、生き残っててマナが余れば3/3絆魂になってくれるいいヤツ。
出しただけで1アド+実質的なデッキ圧縮をしてくれるだけで偉いなーって感じましたね。
ガイド通りメイン4積み、ミラーとかで裏に下げる想定だったけどあまり下げなかった気がします。
とにかく土地事故というものに対してストレスを感じる人なので、こういう実質枚数を増やしてくれるカードが大好きなのかもしれない。

聖戦士の奇襲兵

・《聖戦士の奇襲兵/Cathar Commando(MID)》

瞬速によってインスタントタイミングで使える3/1ってだけでもちょっと悪さできるんですけど、それに+1マナで置物破壊がついてくるいいヤツ。
2余らせて下記の銀行破りを構えておき、顔を殴ってきた3/4ラインまでくらいをこいつ+銀行破り搭乗でぶっ壊すのが気持ち良い。
それ+置物破壊に使えたらもう最高なんですけど、返しで除去とかされてもまあ1:2交換以上なのでええやという気持ちでよくやってました。
流石に4来てもなーという感想だったのでメイン2積みのみ、置物があまり見えなかったら下げる候補ですが使い心地がよいのでロランを先に下げることも多かった印象。

選定された平和の番人

・《選定された平和の番人/Anointed Peacekeeper(DMU)》

警戒3/3だけでも使いやすいんですけど、相手の手札全部見た上で指定カードのマナやら起動能力やら重くできるいいヤツ。
カードゲームの情報アドバンテージってめっちゃつえーんだなって理解させてくれた。学びカードその1。
だいたい返しのターンで除去とか吐かれるけどもう情報得てるのでいいです。むしろアドまである。
ダイヤ中盤くらいからメイン2積み、手札確認の安心感めちゃすごかったからそのままのときが多かった。
けどたぶん相手によっては抜いたほうがいいんだろうなぁ。相手のデッキの特徴がわかるまでの補助輪かもしれない。

第三の道のロラン

・《第三の道のロラン/Loran of the Third Path(BRO)》

置物除去に警戒&ドロソ持ちの肉がついてくるいいヤツ。
環境的に活躍頻度めっちゃ高かった印象があります。どいつもこいつも寓話やら婚礼やら銀行破りやら出してくるんだもん。
出しただけでアドなんですけど、その後永遠の放浪者で一回でも使い回せたらもう感動もん。そうなったときの相手の爆発率は異常でした。
メインに3積みたかったんですけど、レアWCの関係で2積み。
置物見ないデッキには素直に引っ込められる性能で、その辺のサイドボーディングが楽になる点も好印象でした。
たぶんほんとは「メインだと置物なしデッキ相手に使い道がなくなる」って点でマイナス評価になるんでしょうね。

セラの模範

・《セラの模範/Serra Paragon(DMU)》

3マナ以下or土地を墓地からプレイできるようになるいいヤツ。
4マナで素出しするくらいなら6マナ以上で+1以上を稼ぐ運用を目指して使ってました。ガイド通りです。
単純に農場労働者に繋いで土地を引っ張り出してくるだけでも仕事したなぁ感は湧き出ますし、ロランとか奇襲兵とかで置物割れたらめちゃ美味しい。
ただ、環境のせいなのか墓地対策をメインで積むデッキが多く感じたり、そもそもミラーだと追放祭りで墓地に何もなかったりとスカる場面も多く感じました。
あと単純にプレイが難しい。+1のプレイ権を何に使うかの判断がめちゃくちゃ難しかったですね。
土地かアドか除去かはたまた……みたいな選択肢が大量にある場面はちょっと裏目を引いちゃうことが多かった印象があります。
メイン2積み/サイド2積みの4/75で運用し、ガイドを参考に絶望招来が見えそうな相手に4積みしたりしてました。
今後はアトラクサリアニのせいでメインからの墓地対策も増えそうなので、おそらくメインは2積みのままでいいかもしれないなと考えてます。

聖域の番人

・《聖域の番人/Sanctuary Warden(SNC)》

いい感じのスタッツに合わせて破壊耐性を持ちつつ、cipまたは攻撃時にトークン+ドローでアドを稼いでくれるいいヤツ。
とりあえず6マナ帯で手札にあったら出せば相手が困ってた印象はあります。
ただ、個人的には追放や布告除去、あとコントロール奪取などの破壊を伴わない除去に弱いのが気になる場面も多かったですね。
メイン2積みのみでしたが、サイドに下げてマナカーブを前目に寄せることが多かったです。
でも積まないのもちょっと気が悪いなーって感じ。
わかりやすいフィニッシャースタッツなので下げたあとのフィニッシュプランがどうなんのかなーと思ったり思わなかったりする場面も多かったですけど、よく考えたら下げたあともトークンとか放浪皇とかのパワーでそのまま勝ててたような気もする。

鋼の熾天使

・《鋼の熾天使/Steel Seraph(BRO)》

試作で3/3、普通で5/4のいい感じなフライヤーについでについてくる効果がめっちゃ便利だったいいヤツ。
むしろ肉がついでについてくるまであるかもしれん。
追加効果の(飛行/警戒/絆魂)のいずれか付与は出たターンに使用できるのがほんとに偉い。
相手の場が空の時のちょっとしたライフゲインとか、ミラー放浪皇警戒警戒とか、地上が邪魔なのでとりあえず飛んで打点とか、思いつくだけでも便利の塊でした。
ダイヤ序盤くらいで確保したなけなしのレアWCを二枚吐いたメイン2積み。
確かに4積みでも全然腐らなさそうな印象があります。アーティファクトクリーチャーってのが各方面に強い。弱い場面もある。

呪文&土地

軍備放棄

・《軍備放棄/Lay Down Arms(BRO)》

1マナでだいたいのクリーチャーを追放除去してくれるめっちゃいいヤツ。
こっちの平地の数以下って条件が踏み倒し系には弱くなりますが、基本的なマナカーブ通りに出てくる奴らは指先一つでダウンするのでほんと優秀。
でもどれだけ強くてもデッキ4積みまでなので、だいたい2-3枚分のチャンスをどう使うかがめちゃくちゃ重要だなーと感じました。
基本的に何回も起動するシステムクリーチャー優先で使っていた記憶があります。あとはシンプルに高マナ帯のフィニッシャーとか。つまりシェオル。
メイン4積み、サイドにはたぶん下げたことないんじゃないかな。
クリーチャーが少ないタイプのコントロールに出会うことが少なかった気がします。出会ったら下げないとね。

骨化

・《骨化/Ossification(ONE)》

2マナでPWまで仮追放してくれるいいヤツ。
PWに触れる除去はこれしか入ってないので、ちょっと大事目に持ちつつも基本的にはトークンを消す役割を担っていました。
寓話のトークンをこれで消し、寓話自体はロランで消す先行4tムーブはアツい。2枚で1枚処理なんだけどロランは場に残るしいいよね。
あとで絶望招来とかの生贄に使えるようになるのがいいですねこいつは。
あとはシンプルな除去として。デッキによってはすぐ割られるので一時しのぎにしかならないときも多いですが、それはそれでセラの模範で使い回せるのでまあ良いとしましょう。
メイン3積み、サイド1枚の4/75運用。PWがよく出てくるデッキ相手には優先的に積むようにしていました。
あとは除去したいクリーチャーが多いなって時の除去かさ増しとしてみたいな。

永岩城の修繕
修繕する建築家

・《永岩城の修繕/The Restoration of Eiganjo(NEO)》

土地サーチ、2マナ踏み倒し、トークン生成の本体の3つ以上の仕事を一枚でこなしてくれるいいヤツ。
出たときに土地サーチしか出来ないのがやだなーというのが使用前の印象でした。
実際返しで除去されたらけっこうキツイんですけど、除去されなかった時の強さが良い。
踏み倒しの範囲は狭く見えますが、このリスト内だと(農業労働者/奇襲兵/骨化/土地)がプレイ対象で、個人的には十分な範囲と感じました。
特に奇襲兵との相性が良い。一回使ったやつを使いまわしたり、手札から落として実質1マナで除去に使ったりとかなり便利。
農業労働者を出してシンプルな1アドでもよき。
メイン2積みのみですが、十分仕事をしていました。むしろ4積んでダブっても困るは困るので最適かも。
相手のエンチャント除去が多い場合は後ろに下げて代わりを入れることが多かったです。表には欲しい、メイン向きな存在。

婚礼の発表
婚礼の祭典

・《婚礼の発表/Wedding Announcement(VOW)》

置いただけで3ターン分のトークンもしくはドローをしてくれるだけでも偉いんですけど、その後全体に+1/1するまじでいいヤツ。
最後の+1/1がマジでわからん。そんなんしてええの?って思いました。
生み出したトークンは雑にチャンプに使うときもあれば大事にしながら後の2/2に使う時もありと汎用的な使いやすさ。
もしくはのドローはシンプルなアドとして活躍。強カードが強カードたる所以を感じました。
ドローは銀行破りでもできるので、トークンを生み出すことが多かったかも。
これが2-3並んだらもう終わりよ。だめやろこれ。
メイン4積み、サイドに下げることも少ないメインソース。エンチャント割りが多いやつ相手にほんのり下げるかな程度でしたね。

勢団の銀行破り

・《勢団の銀行破り/Reckoner Bankbuster(NEO)》

いろんなルートで裏から出せる4/4だけでもふつーに使いやすいんですけど、最大3ドロー+トークン+宝物までついてくるのはやり過ぎなまじでいいヤツ。
上述したように奇襲兵と足して強ブロッカーとして使うことが多かった印象。
あとシンプルにドローソースとして強い。2マナを寝かせて相手に渡すの、いろいろ強い。
二枚置いた時、カウンター1で置いといていざという時の操縦士+二枚目搭乗で乗り切る場面も多々ありました。強い。
総じて強い思い出しかありませんね。強い。
メイン4積み、置いてる暇がない相手に下げることはあったかなーくらいの記憶です。

放浪皇

・《放浪皇/The Wandering Emperor(NEO)》

瞬速タイミングでパンプorトークンor追放が選べ、返しにもう一回仕事ができるまじでいいヤツ。
もっと前の環境からずっと入っているカードなので、流石に4マナ寝かせたままだと素直に警戒されることは多いです。
が、裏を返せば4マナ立っているだけでまともに動けなくする圧がある強カードということ。
白単というだけで相手が警戒してくれるので、銀行破りを立てながら余ったマナで起動させるのがほんとに強い。
いろいろ考えた結果殴ってくる人ももちろんいて、そういう方には遠慮なくぶっ刺し。
定着したらやばいですね。基本的には返しでトークンまで出して自壊することが多かったですけど。
3枚所持していますが、実はメイン2積み。
出さなくても強いという抑止力をメインとし、他に枠を裂きました。
一回見せたあとはサイドに下げることも多かったかもしれない。

永遠の放浪者

・《永遠の放浪者/The Eternal Wanderer(ONE)》

6マナの重さに比例した強能力3つ持ちだけでもいいヤツなんですけど、1体ずつでしか殴れないのがほんとにいいヤツ。
+能力で明滅を持ってるのほんとに偉すぎる。しかも帰ってくるタイミングがヤラシいんだなこれが。
オーナーのターンの終わりに帰ってくる都合上、相手のうざいやつは相手は使えないし、こっちの便利なやつは相手ターンには帰ってるという便利さ。
なによりcipの使い回しがほんとに便利。ロランで2割りの気持ちよさはもうやめられん。
明滅を使うことが多いんですけど、二段攻撃持ちのトークン生成もシンプルに強いっすねこれ。
あとは-能力。これ使ったあと忠誠度が1残るのはもはやバグでしょ。
「おまえダニトークン、俺セラの模範」とかインチキにも程がある。
WCの関係上メイン2積みのみ。たぶん3までは積んで良さそうです。下げることもなかったかも。

皇国の地、永岩城

・《皇国の地、永岩城/Eiganjo, Seat of the Empire(NEO)》

土地しかねえ!って時に率先して除去役に回ってくれるいいヤツ。
基本的に平地をいっぱい拾えるデッキなので土地としておくことは稀ですし、なんなら除去として使うときも結構稀。
じゃあなんであるの?なんですけど、そりゃもうお守りですよ。
あるのとないのとじゃ安心感とかプレイングとかプレッシャーとかぜんぜん違う。
平地ではないので1積みのみ。

道路脇の聖遺

・《道路脇の聖遺/Roadside Reliquary(NEO)》

あー手札欲しくなってきたなーってタイミングでほい2ドローwしてくれるいいヤツ。
平地が欲しい序盤にいっぱい来られると冷や汗が浮かびますが、乗り越えたあとの雑な2ドローが強い。
最低限1ドローでもまあいいかなと言う感じ、できれば使いたくないけど。
ダイヤ序盤までは2積みでしたが、WCをはたいて4に変更。息切れが目に見えて少なくなりました。

以上がメイン最終採用たち。

カードの用途と感想(サイドボードのみのやつ)

クリーチャー

獅子の飾緒

・《獅子の飾緒/Lion Sash(NEO)》

大事な大事な墓地対策。WCなしで2枚持っていたので採用。
みんな入れてないなー、霊柩車ばっかりだなーと不安になりながら入れていましたが、結構強いなこいつ。
マナが必要という注意点はありますが、マナさえあればいっぱい追放できるのが効く場面も少しありました。
具体的には青単相手。一回通してしまえば相手のジンが泣き出しました。
ただ、やっぱりマナが必要という点と、あとずっとクリーチャーとして生きている点が気になっています。
WCに余裕ができたら霊柩車に変更する予定。ばいばい。

ファイレクシアの立証者

・《ファイレクシアの立証者/Phyrexian Vindicator(ONE)》

大事な大事な精神的お守り。
これがいるというだけで赤や緑相手の勝率がぐっと上がっている気がします。
欲を言えば警戒が欲しいなー、でもそんな贅沢言えないよなーと思う場面も多々ありましたが、よく考えたら熾天使とかエルズペスとかで付与できるので贅沢を極めてました。
火力ではない除去には弱いのであんまりポンとは出せませんが、こいつ火力しかないなってやつ相手への安心感がすっごい。
たぶんこのままお守りとして入り続けてくれそうです。

呪文

邪悪を打ち砕く

・《邪悪を打ち砕く/Destroy Evil(DMU)》

大事な大事なインスタント除去。
タフ4orエンチャントという縛りこそありますが、率先して除去したいのはまさしくそいつらなのでデメリットはあまり感じず。
むしろインスタントでドロー前にシェオルをぶっ飛ばせるのがめちゃくちゃ偉く感じました。
あとついでのようにぶっ飛ばされる寓話や婚礼たち。
サイドに2を積んでいましたが、今期はたぶんメインに積みます。使いやすいすい。

未認可霊柩車

・《未認可霊柩車/Unlicensed Hearse(SNC)》

大事な大事な墓地対策その2。
1積みなので引く場面は少なかったですが、引いたときはしっかり仕事をしてくれています。
置物除去されたら後続がいないのがこのリストの弱点なので、増やしてもっと仕事してもらいたいところです。
0/0で出して自壊する実績はちゃんと解除しました。ばか。

一時的封鎖

・《一時的封鎖/Temporary Lockdown(DMU)》

大事な大事な低マナ(条件付き)全体除去。
こっちのいろいろが巻き込まれる事件も多々ありますが、アグロ相手のスピードダウン役として優秀さを感じました。
あと仮追放なので、もしぶっ壊されてもこっちのcipを使い回せることもあるというちょっとしたおまけ付き。
総じて、序盤の相手のトークンが濃いと思ったときに刺さるなーと思っています。
ただ、WCが貯まればたぶん《集団失踪/Depopulate(SNC)》に変わるかもしれません。

華やいだエルズペス

・《華やいだエルズペス/Elspeth Resplendent(SNC)》

大事な大事なPW枠。
永遠の放浪者が増えるまではメインに2積みしていましたが、枠を割けなくなったので後ろに下げました。
中期-長期戦にかけてじわじわ強く、相手の除去を吐かせるかそのままゲームエンドに繋げるかという強い択を迫ることが出来た印象が強いです。
ただ、考えなしに出してもまあ除去られるよねということで、PW対策が薄そうなやつに出すくらいの運用に。
ないならないで結構不安なので多分サイドに2積みくらいまであるかもしれません。

告別

・《告別/Farewell(NEO)》

大事な大事な大事な最強全体除去。
重いは重いですが、これ一枚で決めたゲームが多々あります。
盤面リセットだけでもふっつーに強いと思うんですけど、墓地まで含めて「追放」なのがほんとにヤバい。
こっちの墓地もないないなりますが、セラの模範くらいでしか利用しないのでまあええやという気持ち。
それよりも相手の墓地利用やらなんやらをまとめて吹き飛ばせるほうがええやん?
終盤くらいまで1枚しか所持しておらず、サイドから持ってきても引けない場面で歯痒い思いをしたため増員。
表から入れてもいいよなーというくらいのパワーカードです。でも速い奴らには出せないんだよね。

以上がサイド採用まで。

カードの用途と感想(入れたり入れなかったりしたやつ)

ここからは入れたり入れなかったりしたやつらの感想です。

クリーチャー

離反ダニ、スクレルヴ

・《離反ダニ、スクレルヴ/Skrelv, Defector Mite(ONE)》

横に並ぶヤツに実質無料で除去耐性を付与してくれる良かったヤツ。
1マナでとりあえず置いておけば、相手がとりあえずで除去を打ってくれるので実質的な除去引換券という感じでした。
万が一残ったらたしかに強いんですけど、1/1のアーティファクト・クリーチャーという除去の的みたいな特性なので基本残ることはなく。
じゃあこの枠いらんくない?みたいな発想になって最終的に抜けました。たまーに欲しくなるけどそのタイミングは流石に生きてないよねというイメージ。

神憑く相棒

・《神憑く相棒/Spirited Companion(NEO)》

キャントリップ持ちの2マナでもまあ偉いんですけど、エンチャント持ちが更に偉い良かったヤツ。
最初期に入っていましたが、農場労働者とか骨化とかに変えてからこいつが恋しかった場面をあまり思い出せません。
でも多分普通に入ります。なんなら今期は農場労働者と2:2とかも試していいかもなーとも思ってたり。

ラフィーンの密通者

・《ラフィーンの密通者/Raffine’s Informant(SNC)》

謀議によって手札の質を高めてくれる良かったヤツ。
なんですけど、来る手札全てにけっこう意味があるタイプのデッキだなーと感じたのが運命の分かれ目。
じゃあこの枠を純粋なアドカードとか1:1交換とかに回せばよいのでは?と思って下げました。
別に入ってても強いとは思うんですけど、質より量を優先した結果ですね。

栄光のドミヌス、モンドラク

・《栄光のドミヌス、モンドラク/Mondrak, Glory Dominus(ONE)》

雑にトークンが二倍に増え、自分に除去耐性も付けられる良かったヤツ。
個人的には使い心地は良かったです。が、除去耐性を含めたコストの重さにしては追放とか布告に弱いのが気になる部分。
もうちょっとリストを考えて専用構築に曲げても全然戦えるとは思うんですけど、安定性を重視して下げました。
そのうちアホデッキを作る可能性もありけり。

機械の母、エリシュ・ノーン

・《機械の母、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Mother of Machines(ONE)》

俺の着地誘発二倍、お前の着地誘発ゼロな!の良かったヤツ。
出た瞬間に仕事しないため、インスタントタイミングでの除去には弱いなーというところくらいがネック。
でもよく考えたら基本的に置物系クリーチャーだいたいのネックでは?と思ったのでまあたぶん普通に強い。
他の枠に割いたため途中から下がっていますが、アトラクサリアニが流行っている今だともはやメイン採用でもふつーにありかもしれませんね。
こっちのcipが二回使えるってだけでも強いので。エリシュノーン様ばんざい。

夜明けの空、猗旺

・《夜明けの空、猗旺/Ao, the Dawn Sky(NEO)》

死んでも仕事をするフィニッシャーという良かったやつ。
なんですけど、ちょっと追放除去にやられたり、死んでもあんまり仕事をしなかったりとちょっとだけ思い出が薄いやつ。
メイン2積みでしたが、無言でサイドに下げることが多かったので思い切ってないないしてみましたが、普通に回ってます。
たぶん環境によって強いタイプなんでしょうね。そのうち帰ってきて強みを見せてくれると信じています。

呪文

黄昏の享楽

・《黄昏の享楽/Sunset Revelry(MID)》

相手が有利なほど雑にアドを稼いでくれる良かったヤツ。
シンプルに強いんですけど、最初から握ってる場合は相手が有利になるまで使えないという点に少し引っかかりを感じました。
序盤からアドを取ってくるタイプのデッキ相手には強みを感じたため、サイド2くらいはどこかで入れてもいいかもしれません。

白の太陽の黄昏

・《白の太陽の黄昏/White Sun’s Twilight(ONE)》

7マナないと全体除去にはなりませんが、除去として打てた時の逆転感が気持ち良かったヤツ。
全体除去としては重さが気になりましたが、ドミヌス+これの相性が抜群でした。
x=5で起動したらリセット後にダニ*10。そのまま返しで何もなければ1ターンで、全体除去でもなければ2ターンで決まります。
ただ、コンボデッキみたいな限定条件での強さだったので告別と入れ替え。やっぱり告別は強いや。
わりと性能好きなので1枠余ったら入れるかもしれない。枠を余らせるな。

デッキを握った感想いろいろ

まずはじめに。
このデッキ、実は明確なゲームエンドのプランはよくわかっていません。
まじで致命的なことを言っているとは思うんですけど、たぶんまじで致命的なことを言ってます。
ただ、その程度の理解度でも勝率80%近くまで持ってこれてるのでつまりはデッキパワーの高さを感じるということ。

なんとなーくの流れはあります。
2-3マナはまあ使い切り、土地探したりエンチャント貼ったり置物除去したりで忙しい忙しい。
4マナからパターン分岐、基本は銀行破りを置いて2余らせエンドなんですけど、相手の盤面次第では4マナ抱えて放浪皇の圧を見せたりとか。(手札にない)
持ってないときが多く、素直に殴ってくる人も多かったのでブラフとして置くのは少なくなりましたね。
2-2で使えたら嬉しいなというタイミング。
5からは余らせていろいろも強みがあります。2さえあれば奇襲兵の圧もありますしね。
6からこっちの本領発揮というイメージ。セラの模範+2とか、放浪者で雑アドとか、2使って4余らせて放浪皇チャンスとか。
だいたいこのへんで相手が息切れし、こっちは万端みたいになってることが多い印象。
7-8くらいで押しつぶして勝ち、になる形が多いんじゃないかな、はっきりとは覚えてないんですけどね。

なるほどこれがミッドレンジか、という感想ですね。
いろんな手段で1:2以上の交換に持ち込みながら勝つという戦い方なのかな?たぶんそうでしょう。
もっと理解度を高めたいですね。まだまだ表面しか触れてないので。

今季の目標やらなんやら

とりあえずミシックには到達するとして、ちょっと順位も狙ってみたいですね。
「甘いこと言ってんじゃねーよ」と思う方多数だとは思うんですけど、まだこれが甘いことを言ってるのかの判断すら出来ない立ち位置なのです。
つまりもっといっぱい回して勉強して、いったん伸び悩むところまで突き進んでみたいというお話。

ただ、今現在はっきりと問題を感じています。
アドバイザー不在という問題です。
手探りで進めるのは楽しいんですけど、やっぱり自分の指針が合っているかどうかの答え合わせもしたいわけで。
つまりはこう、対戦を通じてアドバイス交換をしたり構築調整をしたりする仲間がほしいというのが一番の欲。
というわけで、コミュニティに積極的に参加してみたり、大会とかも遊んでみたいなあというのが今月のもう一つの目標です。

まずは伸び悩むところまで走ってみたい。
それくらい、過去にないモチベーションに突き動かされているのが現在の状況。
これをどれだけ絶やさずに続けられるか、自分自身の未知の領域なのでわくわく9割ふあん1割。

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筆者のTwitter

おわりに

MtGめっちゃ楽しいです。
みんなもやろう。

当記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。
ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
©Wizards of the Coast LLC.

投稿者プロフィール

Toudaiji
Toudaiji
ゲーム担当のうちばや次男。
ゲームを遊びます。
そりゃもう遊びます。
輝かしい経歴はありませんが、幼稚園児の頃にMarathonで遊んでいたことが自慢です。
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