■週刊うちばや 第20刊 夏と言えば○○編
こんにちはAtaliです。
第20回になる週刊うちばや、今回のテーマは「夏と言えば〇〇編」です。
前回はMamekariワールド全開でしたね。前回が難しかったのもあり、今回は割かし単純なテーマになります。皆さんは夏と言えば何を思い浮かべますか?
◆「夏の思い出」「楽園ベイベー」
はい、年齢がバレそうな内容ですねw
個人的に夏と相性のいい人間ではないので思い浮かべるのに悩みました。
夏にしか楽しめないものと言う発想に至った時に、「花火」や「海」なんかがあったのですが、ここ最近全く無縁というのもあり見送りに。
そんな中で季節系の歌というのは聴くのも歌うのも割とその季節に限定されるのかなーなんて思ったので、カラオケで十八番の二曲を書くことにしました。
ケツメイシとRIPSLYME、いいですよねー。
当時のラップジャンルをPOPに昇華できた代表的なアーティストで、幅広い年代が知っていたり理解できる素晴らしい曲を多数生み出しましたね。
コアなHIPHOPも凄く好きですが、POPに挑戦するラッパーも大体大好き。
今はヒプノシスマイクが新規層を開拓していると風のうわさで聴きましたが、素晴らしい事ですね。
■『サマーコンプレックス』によるしんみりとした心地よさ
「Toudaijiの夏とかどうせ出店の食べ物だろ」と思ったか!好きだけど違うよ!
週刊うちばや-第9刊でも書いたんですけど、三秋縋さんの作品が好きなんですよね。すごい好き。
かなり季節色の強い小説を書かれる方なんですが、7作品中の4作品が夏を舞台にした物語でして。
毎年、夏真っ盛りの時期にそれらを読み返してはしんみりとやられています。
で、そんな作品を書く三秋さんがTwitterに書いていたこの文章。
何を隠そう、私も『サマーコンプレックス』を抱えた人間なので、夏が来るたびに小説を読まなくてもなんかしんみりとした気分になっちゃうんですよね。
『正しい夏』というものを私は詳しく説明することが出来ませんが、恐らく同じ気持ちを抱えている人たちの間なら『正しい夏』というだけで伝わってくれるような気がします。
子供の頃はよく近場のお祭りに友達と遊びに行きましたし、そのあと花火なんかも買ったりした思い出もあります。
そんな感じの『正しい夏』っぽい思い出を振り返りながら、しんみりと焼きそばを食べるのが好きです。
『夏といえば~』というお題であとは自由。
夏は楽しい事が多いので大好きだー。
イベントがてんこもりという感じで大人も子供もうきうきする。
■夏といえば 花火・カキ氷・たこ焼き
夏といえば、花火大会。
淀川の花火が住まいに近いので、何度か見に行った。
良き思い出としては、toudaijiさんと二人で淀川の花火を初めて見に行った事。
西中島南方から少し歩いた淀川の土手。川辺は思ったより風があって涼しい。
結構離れた位置なので人も満杯でもなかった。ダイナミックな花火で綺麗だった。
帰りは屋台の横道を歩いて帰った。
二度目は会社の人と、福島駅からの近くで 花火打ち上げ場所のすぐ裏手のビルの狭間から見た。
爆音とともに、重低音の響きが直接内臓に響き 拡大された花火が空の上から落ちてくる。
思い切りの迫力で驚いた。あれから、淀川の花火は行っていないけど
一生分みた感じで充分 心に残っている。
他の花火大会では 22歳頃 和歌山に近い、加太の浜辺の花火大会の記憶。
これも、浜辺に寝転んで、真上から花火が落ちてくる。なかなかロマンチックでもあり素敵であった。
あんなに大きくみえる花火は初めてだったのでこれも感動した。
夏の花火大会はいいですねー。
■夏といえば お盆のお菓子
子供の頃の思い出だが、夏といえばお盆とお菓子。お盆になると、家族でご先祖様にご詠歌をあげるのだ。
西国33ヶ所のお寺のご詠歌を歌う。何の為かは不明。ご先祖様の供養になるのだろうか…?
中ほどで休憩が入り、おやつと飲み物、果物などでてくる。飲み物はカルピスだ。昭和の味。
果物はすいかとか ぶどうとか 梨とかでてきた。お供えのおやつを皆で食べたりもした。
そのおやつが楽しみで単調なご詠歌をうたっていた。家族みんなでお仏壇に向かって斉唱するのだ。
せんどうさん?は鐘をたたく役。鐘をつけるせんどうさんが最初少し唄うと、皆が途中から合流して唄い出す。
せんどうさん役はちょっとワクワクした。
こんな事している家族って、今はあまりなさそうだ。
■夏休みは祖母の愛媛へ
母方の祖母の家が、愛媛県の山奥にあった。川が流れていて、廃坑があった。
夕方になり ギャアギャアと騒がしく 空を見上げると こうもりの大群と鳥の大群が対面してけんかをしている。
空一杯に こまかな黒い影が大群で舞うのだが、街では遭遇できない世界だった。
おばあちゃんがとうもろこしを育てていたが、もぎたてのとうもろこしが美味しかった。ととろの世界。
ただ、田舎の家なのでトイレがぼったんで、畑の隅にあって板に四角く穴があいているものだったので怖かった。
山なので、大きなカメムシがいたり、アブがいたりで虫については嫌だった。
ただ、おじさんに肩車してもらい山奥の岩山に連れて行ってもらった。
岩肌のあちらこちらに水晶のクラスターがはえていてとても神秘的で美しかった。
子供の記憶ながら鮮明にのこっている。
祖母宅は今はなくなってしまい、google mapで思い出をなぞってみる事がある。
とても山奥なのでもう誰も住んでいないようだ。
★市ノ川公民館あたり
https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/syakaikyoiku/itinokawakozan.html
たぶん夏休みです。
そのまんま。
吉田拓郎に「夏休み」という歌があります。
歌詞には夏の風物詩がいろいろと出てきます。
麦わら帽子、田んぼの蛙、絵日記、花火、畑のトンボ、すいか、水撒きなど。
それらはもう消えてしまったけれど、あの時の夏休みを待っている。
そんなふうに僕は聞いていました。
それらがToudaijiのいうところの『正しい夏』なのだろうかとも思うのですが。
夏休みの終わりは、それらとの別れでいつも淋しくなるのでした。
僕たちは「正しい夏休み」を経験したのでしょうか。
僕も夏になると村上春樹の『風の歌を聴け』を読み返すことが多いです。
いろんなエピソードがシャッフルされた1970年のひと夏のお話しです。
夏休みが終わって帰っていく主人公も『正しい夏』を経験したのでしょうか。
そう思いながら少し淋しくなるのでした。
投稿者プロフィール
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うちばや家のみんなが参加する、やや週刊 うち流行というコーナー。
各刊、4人の趣味嗜好を炙り出します。
あらためて、あんたそうやったーんと発見があれば面白いとおもうのだにゃ。(背後霊猫さん)
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