■週刊うちばや 第33刊 今までで一番良かった場所編
こんにちはAtaliです。
第33回になる週刊うちばや、今回のテーマは「今までで一番良かった場所編」です。
あまり旅行などと縁のないうちばや家ですが、それでもそれぞれの人生で思い出に残る場所があります。今回はそれを見ていきましょー、是非気になったら足を運んでみてください。
◆長崎の民宿これは小学生時代の修学旅行で行った場所です。
当時は民宿の意味も分からず選んだコースでしたが、結果的には大正解だったと言えます。
民宿と言っても色々あると思いますが、自分が泊まった場所は漁師さんの家でした。
なによりも特筆すべきは食事の豪華さ。ウニやアワビ等新鮮な食材が絶対食べきれない量出てくるんですね。当時はウニが(今も?)そこまで好きではなかった自分でしたが、今まで食べたものは何だったのかと思うぐらい美味しかったのを今でも覚えています。
今はコロナ等で旅行が制限されていますが、Gotoトラベルを使うならもう一度行ってみたいですね、長崎の民宿。
■そんなに旅行とか行ったことないんですよね
今回のお題は僕提案なんですけど、旅行どころか普段から外に出ない人なのでちょっと困りました。なんでこのお題が出てきた???
10分くらいうんうん唸って思い出してたんですけど、高校の修学旅行で行った北海道が一番良かったかもしんないですね。
個人経営の牧場に行って作業体験とかしたんですけど、作業終わった後に軽トラの荷台に乗って私有地の山のいい感じのところまで行ったのがめちゃくちゃ楽しかったですね。道中にふつーに鹿とかなんとかいろんな動物がいてすごい自然を感じました。
あとは海鮮系。道中で寄った海鮮丼が美味しかった思い出。噂には聞いてたけどここまで違うんだなと衝撃を受けました。
そんで一番良かったのは富良野のホテルとかその周りとかですね。ホテルの料理が美味しいのなんの、ラベンダーの香りがいいのなんの。
あれから10年くらい経とうとしてるんですねぇ、いやー時間の流れって早いなぁほんと。もっかい海鮮丼食べたくなってきた。
一番行ってよかったところ、かなり難しいお題だった。
■維新派 『トワイライト』曽爾村
関西を代表する野外劇集団・維新派。2015年9月21日に『トワイライト』に行ってきた。
奈良県・曽爾村の山中にある運動場に設営されたステージと観客席で演劇があったのだ。
観客席がかなり高い位置にスタジアムのような席になっていてグラウンドがステージになっていた。上から見下ろすので遠くまで見える。
観客席から正面に向かって 曽爾村の山々に広大な夜空が見渡せて遠景近景の明暗や照明などで絶妙に幻想的な雰囲気を作っていた。
黄昏時にはじまり段々夕焼け空が青くなり夜のしじまに変化していく中、幻想的な演技が進んでいく。
異次元な光景でダリの絵のようなシュールな世界だった。
ストーリーはあまり覚えていないし理解するのは難しかった。ああいった演劇ははじめてだがどう鑑賞するのかわからない。
観客を含めてその空間全部が何かを演じているのかなあと思っている。
■会場にたどり着くまで…
そして少し戻るが、ここにたどり着くまでの道中がまた非日常で素敵だったのだ。
大阪から近鉄電車に乗って名張へ。駅からは臨時バスに乗り換えた。曽爾村に向かってバスが出発した。
すでに夕刻の移動だし、殆ど民家もないような山にむかって進んでいくので少し心細い感じがあった。
この田園風景が遠足ではなく、これから演劇を見に行くという設定からして、もう異次元な感じだった。
山中の途中の林道沿いで臨時バスがおもむろに停まって、乗客は唐突に降ろされた。
小高い山のてっぺんに向けて急な坂道があり 道の両サイドは暗くて深い老木の杉木立だった、ちょっと怖い。
空気は冷たかった。急勾配の道をまっすぐ登りきると広場に行き着ついた。
そこはまだ早い夕方だったので急に明るく開けていて広大だった。あの暗い道を抜けて来たので安堵し開放感があった。
遠くに大きなステージが見える。近くに行くと手前にGATEのように無国籍な屋台村があった。そこも異世界だった。
真ん中あたりで焚き火もあったように記憶している。火をみながら、ワインを飲んだり
軽食を食べたりした。置いてあるメニューも無国籍な感じで珍しかった。
昔、ヒッピー文化があったけれど、村はああいった感じではないのかな?
丸太を結んで組み立てたような小屋があり、小さな屋台が2階建て並んでいた。2階の小さな小さな一角では散髪をしている店があったり、何が売っているのかわからないような これも小さな小さな雑貨店があったり。(もっとも散髪をしてもらっている人は居なかった。古びた木の椅子が置いてあっただけ)
屋台ではアジアンテイストのフードコーナーがあったり、だれかが小さなステージで音楽を奏でていたりした。
妙に不思議な空間で私には大変居心地が良かった。
そんな感じで、もう劇が始まる前にすっかりこの世界の住人のようになっていた。
リアルなRPGゲームの中に溶け込んだような感じだった。道中の移動も含め、これも維新派の演出なのだそうでした。
またこんな機会があったら絶対いってみたいと思った。
だがその後 大変残念な事に、この演劇の構成・演出をされていた中心人物の松本 雄吉さんが2016年6月に亡くなられたのを知った。
あの空気感を再現するのは他の方では難しいと思う。貴重な公演になった。
私は演劇とか難しい劇とか興味がなかったので、GEEE3のお勧めで渋々行ってみたのだが
今までで一番行って良かった所になった。魂が静かに良かったといっている。
トワイライトの写真がのっているサイトがあったので紹介します。
http://ishinha.com/ishinhaworks/2015twilight/index.html
https://spice.eplus.jp/articles/14551
■奈良 平城京にて
2016年秋、松本 雄吉さん亡き後、生前から予定されていた秋の公演が決行された。
追悼公演になったが、これも参加した。
場所が変わるとまた空気感が変わるが、平城京の広大な敷地と広大な夜空に星という景観で圧倒された。
私は平城京の近くに実家があったので知っているはずの場所だったが、平城京はこんなに空が広かったのかと驚いた。
貴重な体験だった。
くらい部屋で むうーと彼は考えていた。
投稿者プロフィール
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うちばや家のみんなが参加する、やや週刊 うち流行というコーナー。
各刊、4人の趣味嗜好を炙り出します。
あらためて、あんたそうやったーんと発見があれば面白いとおもうのだにゃ。(背後霊猫さん)
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