60歳からのブログライフ – その2
前回の記事では、
アフィリエイトなどの収益化には興味がなくて、情報発信が目的なら無料ブログでの発信でもよいのではというお話しでおわりました。
うちばや家の家族はみんな無料ブログの経験者です。
がっつりと書き続けていたかというとそんなことはなくて、記事の更新が空いたりしていました。
//わたしなんか、ずいぶん前から更新すらしてなかったりします…。
みんなそういう下地があって記事を書くことになれたのかなとも思います。
前回の記事の最後に言いましたけど、ここでは無料ブログサービスについて少し紹介していこうかと思いましたが、きょうは以下の情報を見ましたので、関連するデータをちょっと見ていくことにしました。
アフィリエイトマーケティング協会というNPO法人が会員に行った、2019年のアンケート結果が公開されています。
ブログの継続率や収益に関するデータもありますので、参考になるかもしれません。
以下に公開されているデータは、主要 ASP に会員登録しているアフィリエイトサイト運営者に対してインターネット上でアンケートを行った調査結果ということです。
データはPDF形式で公開されています。
データの一部からグラフの数字を抜き出して以下に並べています。
もっと詳しく知りたい方はリンク先の資料をご覧ください。
数字ばっかりでこんなの見たくないよぅ、と思いますよね。
確かにそうです。
この数字の羅列の下に、ざっくりと簡単な説明と個人的に気になった足し算をしています。
アフィリエイトを始めてからの経過年数
1年未満: 38.6%
1年以上~2年未満: 16.8%
2年以上~3年未満: 10.7%
3年以上~4年未満: 7.3%
4年以上~5年未満: 5.3%
5年以上~10年未満: 12.6%
10年以上: 8.7%
1年未満: 37.4%
1年以上~2年未満: 16.2%
2年以上~3年未満: 11.3%
3年以上~4年未満: 6.9%
4年以上~5年未満: 5.8%
5年以上~10年未満: 14.7%
10年以上: 10.3%
アフィリエイトでの1ヶ月の収入
収入はない: 29.7%
1,000円未満: 15.6%
1,000円以上5,000円未満: 9.3%
5,000円以上1万円未満: 6.1%
1万円以上~3万円未満: 9.1%
3万円以上~5万円未満: 3.7%
5万円以上~10万円未満: 5.1%
10万円以上~20万円未満: 4.5%
20万円以上~50万円未満: 6.2%
50万円以上~100万円未満: 4.0%
100万円以上: 6.7%
収入はない: 23.3%
1,000円未満: 14.5%
1,000円以上5,000円未: 8.8%
5,000円以上1万円未満: 6.2%
1万円以上~3万円未満: 8.7%
3万円以上~5万円未満: 4.6%
5万円以上~10万円未満: 4.9%
10万円以上~20万円未満: 5.6%
20万円以上~50万円未満: 8.4%
50万円以上~100万円未満: 5.2%
100万円以上: 9.9%
アフィリエイトサイト作成に使っているツール
WordPress: 63.3%
無料ブログサービス: 40.0%
WordPress: 58.2%
無料ブログサービス: 48.9%
経過年数を見てみると、
2018年(2,450件のアンケートの回答): 3年未満までの合計: 64.9%
アフィリエイトでの1ヶ月の収入に関しては、以下の通りです。
2018年(2,450件のアンケートの回答)5,000円未満までの合計: 46.6%
アフィリエイトサイト運営にかける時間は、3時間以上かけている人は以下の通りです。
2018年(2,450件のアンケートの回答)3時間以上: 29.6%
2020/3/19 追記:
日本アフィリエイト協議会(JAO)のサイトでもアフィリエイト市場調査2019のデータの一部が公開されていました。
月額アフィリエイト収入(2019)とアフィリエイト経験年数(2019)のふたつのグラフが公開されています。
日本アフィリエイト協議会(JAO)、アフィリエイト市場調査2019を発表
~月1万円以上のアフィリエイト収入があるのは過去最高の10.1% ~
運営しているサイト数や1日あたりアフィリエイトにかけている時間に大きな開きがある事が分かります。アフィリエイトは誰でも簡単に稼げるわけでは無く、「時間と労力をかけ、しっかりとサイトを運営・管理しているアフィリエイトサイト運営者ほど、アフィリエイトで高い収入を得られる傾向にある」という点が2019年度のアフィリエイト市場調査によって示されております。
日本アフィリエイト協議会の正会員として登録すれば、調査結果の詳細が見れるそうです。
登録は無料のようです。
ブログで収益化を目的にするなら基本的には記事を書き続けること、継続することが必要だということは、多くのブログ運営者が異口同音に語られていますよね。
こうやってデータを見てみると、そういうことが基本なんだなぁ、いうことがあらためて理解できます。
以上はちょっと厳しいと思う人もいるかもしれないデータと数字ではありますが、暗い話題ばかりでもありません。
電通報の「2019年 日本の広告費」
3月11日の電通報の「2019年 日本の広告費」についての記事を読んでみましょう。
「2019年 日本の広告費」解説―インターネット広告費が6年連続2桁成長、テレビメディアを上回る
●インターネット広告費
6年連続で2桁成長を遂げているインターネット広告費(媒体費+広告制作費+「物販系ECプラットフォーム広告費」)は、前年比119.7%の2兆1048億円で、テレビメディアの1兆8612億円を上回りました。
そして上のデータを分析したitmediaの3月18日の記事です。
「2019年 日本の広告費」におけるインターネット広告媒体費の詳細――電通グループ4社が分析
インターネット広告媒体費の取引手法別構成比を見ると、現在の主流となっている運用型広告(検索連動型広告およびデジタルプラットフォームやアドネットワークを通じて入札方式で取引されるもの)は1兆3267億円で、インターネット広告媒体費全体の79.8%を占め、純広告やタイアップ広告など非入札方式(固定価格)で取引される予約型広告(同13.9%)や成果報酬型広告(同6.3%)を大きく上回りました。成長率は運用型広告が前年比115.2%、予約型広告も同117.4%で、いずれも2桁の伸びを見せています。
【電通より本日発表!!『2019年日本の広告費』👶🔥】
— デジプロ🔥@デジタルマーケティング学習 (@digimapro) March 11, 2020
分かりやすく各媒体の数値を記載しました~!!💁♀️
◼︎詳細内訳
①ネット広告(2兆1,022億円)
②テレビメディア(1兆8,594億円)
③イベント・展示(5,689億円)
④新聞(4,579億円)
⑤DM(3,677億円)
⑥折込(3,538億円)
⑦屋外(3,192億円)#デジプロ pic.twitter.com/7fP0m4HqkW
ということで、アフィリエイトをしていこうと思っている方には少しは明るいお知らせでないでしょうか。
下のツイートは、視覚的に年代とグラフの数字の変化を追っている投稿でした。
こうやってみると変化の過程がよくわかりますね。
今日発表の電通「日本の広告費」によると、ネット広告の規模がテレビ広告を上回ったということなので、ネット広告が登場した1990年代からのデータを動くグラフでまとめました。時代の流れは早いですね
ネット・テレビ・新聞など媒体別広告費の推移 【1992年~2019年】 https://t.co/67NyQ30PYD pic.twitter.com/QlTyrHypBe
— すずき日本の広告費 (@michsuzu) March 11, 2020
ちょっと今回はデータの羅列ばかりの記事になってしまいました。
最後まで読んでいただいた方がおられましたら、お礼申し上げます。
アベンジャーズシリーズではないですが、エンドロールの最後まで見ていただいた方へ。
以下の文章は糸井 重里『インターネット的 PHP文庫』からの見出しの第1章の部分を抜粋したものです。
第1章 インターネット的
「リンク・フラット・シェア」する生き方・考え方
1●インターネットと「インターネット的」
「インターネット的」の発見
自動車とモータリゼーションのちがいみたいなもの
3つの鍵──その一、リンク
自分の「情報」を表現する
3つの鍵──その二、シェア
情報はたくさん出した人のところに集まる
3つの鍵──その三、フラット
価値観のフラット化
もう1つの鍵──グローバル
「孤独」を知らない不幸な人
3つの鍵の象徴──“Only is not lonely”
(『インターネット的 PHP文庫』(糸井 重里 著)より)
パッとご覧になって、「リンク」「シェア」「フラット」「グローバル」なんて言葉を見ると、最近のインターネット事情について書かれた本だと思われませんでしたか。
この本、出版されたのは2001年で、『ほぼ日刊イトイ新聞』がインターネットに開設されたのが1998年のことです。
ぼくがここで論ずるほどの知識も経験もありませんが、上のtwitterのグラフの動きと年代を比べて見るとその先見性というのは、優れたコピーライターであった糸井重里というひとが持っていた時代の匂いを感じ取る才能なのかなと感じました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
またお会いしましょう。
ではでは。
投稿者プロフィール
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うちばや家のおとうさんです。ガジェット好きの新しいもん好き。新しいwebサービスも取りあえず試してみたい人。
部屋には捨てられないものと本があふれ、部屋から溢れたものはあちこちへ侵食して、家族からひんしゅくを買っています。
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